金武観音寺(金武町)


 金武観音寺(小).jpg
 金武(ちん)ぬ観音寺(くゎんぬんでぃら)や、今(なま)あ真言宗ぬ寺(てぃら)なとおしが、色々(いるいる)とぅ行成(いちない)ぬあいぎさん。
 くぬ寺あ沖縄戦(うちなあうくさ)ぬばすんじん壊(くう)さらんようい、残(ぬく)とおるむんなやい、復建(まただてぃ)そおせえあらん。
 建物(やあ)が諸(むる)、木造(きいづくい)なとおる事(くとぅ)なかい、文化財(ぶんかぜえ)とぅんなとおん。
 戦後(いくさあと)お、沖縄(うちなあ)ぬ建物(やあ)ん合(あ)あち、村(むら)ぬ作(つく)い様(よう)ん、いいくる外(はん)し作(づく)い風儀(なとお)なとおしが、くまぬ屋敷(やしち)や木(きい)なかい囲(かく)まあってぃ、庭(にわ)ん広(ふぃる)さい、又(また)静(しじ)か所(とぅくる)なやあに、肝(ちむ)うらあきらりゆる所(どぅくる)なとおん。
 金武やキャンプハンセンでぃゆる大(ま)ぎ米軍基地(びいぐんちち)んあしが、昔物(んかしむん)ぬんまんでぃ、文化香(ぶんかかじゃ)ぬする所やん。
 又(また)、中頭(なかぐみ)島尻(しまじり)ぬ失(うし)なたる田(たあ)ぶっくゎんまんどおい、実(じゅん)に昔(んかし)うちなあぬ風儀(ふうじ)ぬ残(とぅくる)とおる所やい、良(い)い肝(ちむ)いし所やん。

【語句】
金武ぬ観音寺や、今あ真言宗ぬ寺なとおしが=金武の観音寺は今は真言宗の寺であるが
色々とぅ行成ぬあいぎさん=色々と歴史があるようである
くぬ寺あ沖縄戦ぬばすんじん壊さらんようい=この寺は沖縄戦でも破壊されることなく、
残とおるむんなやい、復建そおせえあらん=残り、復元されたものではない。
建物が諸、木造なとおる事なかい、文化財とぅんなとおん=建物が総木造であることから文化財にもなっている。
戦後お、沖縄ぬ建物ん合あち、村ぬ作い様ん=戦後の沖縄は、建物含め、村落の形成も
いいくる外し作い風儀なとおしが、くまぬ屋敷や木なかい囲まあってぃ=殆どは応急措置的な感があるが、この屋敷は木で囲われ、
庭ん広さい、又、静か所なやあに、肝うらあきらりゆる所なとおん=庭も広くまた閑静でもあり、癒される空間である。
金武やキャンプハンセンでぃゆる大ぎ米軍基地んあしが=金武町はキャンプハンセンという大きな米軍基地もあるが、
昔物ぬんまんでぃ、文化香ぬする所やん=歴史的な建造物が多く、文化の香りがする地域でもある。
また、中頭島尻ぬ失なたる田ぶっくゎんまんどおい=また、中頭島尻が失った田園風景も多く、
実に昔うちなあぬ風儀ぬ残とおる所やい、良い肝いし所やん=昔の面影を残し心が落ち付くところである。

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